お知らせ

滋賀県災害派遣福祉チーム(しがDWAT)について

2023.08.10 お知らせ全般

滋賀県災害派遣福祉チーム(しがDWAT)について

  • DWATとは

Disaster (災害)Welfare(福祉) Assistance(支援) Team(災害派遣福祉チーム)」の略で、災害時における、長期避難者の生活機能の低下や要介護度の重度化など二次被害防止のため、一般避難所等で災害時要配慮者(高齢者や障害者、子ども等)に対する福祉的支援を行うことを目的として、福祉専門職等で構成するチームを指します。

<DWATの活動の様子について>

社会福祉法人 静岡県社会福祉協議会 「静岡県災害派遣福祉チーム(静岡DWAT)」HPより

http://shizuoka-wel.jp/accident/network/

 

  • しがDWATについて

しがDWATチーム員数 218名(令和5年8月時点)

<行政の説明資料(令和5年6月に開催した養成研修の資料を掲載しております)>

DWAT養成研修行政説明2023のサムネイル

 

  • 滋賀県災害派遣福祉チーム(しがDWAT)の設置・運営の目的

<派遣の流れ>

大規模災害発生直後から生じる福祉的課題にいち早く介入することにより、状態の重度化・災害関連死など二次的な被害の発生を防ぎ、避難生活終了後、被災者が安定的な日常生活に円滑に移行できるよう必要な支援を行うことを目的に、福祉専門職等で編成される滋賀県災害派遣福祉チームを設置・運営します。

★チーム派遣などについての詳細は、滋賀県災害派遣福祉チーム(DWAT)設置要綱 をご覧ください。

 

  • 災害が起こった時どんな活動をするのか

 福祉避難所等への誘導、災害時要配慮者へのアセスメントの実施、日常生活上の支援、相談支援、避難所内の環境整備など関係機関・他職種チーム・被災地社会福祉協議会当と連携活動をします。

★1チーム当たり5~6名程度でしがDWAT チームを構成し、各チームにチームを統括するリーダーを置く。

 チームの活動期間は、災害発生後、概ね4 日~1 カ月程度を活動期間とし、チーム1回当たりの派遣期間は、移動日を含めて5 日程度を基本とする。ただし、必要に応じて期間を調整することができるものとします。

(1) 福祉避難所等への誘導

   一般避難所において必要な支援を行うことが困難な被災者がいる場合は、

   被災者本人や関係者と協議し、福祉避難所等への誘導を行う。

(2) アセスメントの実施

   要配慮者に適切な支援を行うため、その家族構成や要介護度、病歴その他

   の日常生活上の留意事項等に関するアセスメントを実施する。

(3) 日常生活上の支援

   避難生活に伴う生活機能の低下等の二次被害を防止するため、食事、トイレ、

   入浴の介助等の日常生活上の支援を行う。また、生活不活化病予防のための体操や散歩、

   子ども等への支援など要配慮者の状況を踏まえた幅広い支援を行う。

(4) 相談支援

    避難所内に相談スペースを設置する等により、相談支援を行う。

(5) 避難所内の環境整備

   生活スペースや車いす通路の確保、段差の解消、トイレ環境の改善、キッズスペースや

   授乳スペースの設置等、環境整備を行う。

(6) 関係機関・他職種チーム・被災地社会福祉施設等との連携

   解決困難な福祉ニーズがある場合には、各関係機関と連携して課題解決を図る。

(7) その他、ネットワーク本部またはリーダーが必要と認める活動

 

しがDWAT チーム員登録について

  • しがDWATのチーム員に登録するには

1.チーム員対象者

下記表の資格・職種を有しており、県と協定を締結した団体(以下、協定締結団体)の会員施設・団体に所属している方

 

【必要な資格・職種】

  • 社会福祉士
  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員
  • 保育士
  • 精神保健福祉士
  • 管理栄養士

(その他、支援に必要な

資格・職種のある人)

 

 

 

 

かつ

 

社会福祉に関する事業を行う施設・事業所等が加入する団体または職能団体

(当該団体が法人格を有しないものにあたっては、当該団体の代表)

【協定締結団体(R5.4.1時点)】

  • 滋賀県老人福祉施設協議会
  • 滋賀県児童成人福祉施設協議会
  • 滋賀県保育協議会
  • 滋賀県介護サービス事業者協議会連合会
  • 滋賀県社会福祉士会
  • 滋賀県介護福祉士会
  • 滋賀県介護支援専門員連絡協議会
  • 滋賀県介護老人保健施設協会
  • 滋賀県訪問看護ステーション連絡協議会

 

  • しがDWAT チーム員の研修体系(平時の取組み)

  • しがDWATチーム員養成研修

災害時における要配慮者の状況、DWATの機能と実際の支援展開を学ぶ講義・演習を予定

  • しがDWATフォローアップ研修

最新の動向を踏まえてチーム員の知識・技術の向上を図るとともに他の専門チームの活動 を理解し、現場での多職種連携を円滑に行うために必要な知識の習得を目的として講義・ 演習を予定

  • しがDWATリーダー養成研修

被災地の避難所で役割分担と業務手順を組み立て、チームを統括するリーダーとして活躍 する人材を養成することを目的として講義・演習を予定

  • しがDWATチーム員訓練

大規模災害時にチーム員が適切な初動活動を行うために必要な知識・技術等習得を目的とした訓練を予定

 

各種様式等について

■しがDWAT各様式集

 

しがDWAT 派遣活動について

令和6年能登半島地震における滋賀県災害派遣福祉チーム(しがDWAT)の派遣について

令和6年能登半島地震における滋賀県災害派遣福祉チーム(しがDWAT)の派遣について(報告)